歩いて登り
得点で競う
新感覚イベント
日本で初めて開催するペツルのロッククライミングイベント「ロックマラソン」は、小川山の広大な岩場を巡り、戦略を練って得点で競う新感覚クライミングイベントです。期間中は、広場にイベントブースを設置し、各種ワークショップやトークイベントを行います。
名称:ROCK MARATHON by PETZL
期間:2025年11月1日(土)~ 11月3日(月・祝)※
場所:廻り目平キャンプ場および周辺の岩場(長野県川上村)
内容:ロッククライミングを中心とした競技、メーカー、関係団体、ショップによるギア・グッズ販売やワークショップ、アスリートによるトークショー、フードブースの出店など
主催:ペツルジャパン株式会社
出展:THE NORTH FACE、Patagonia、LA SPORTIVA、JFA(日本フリークライミング協会)、TOPOS、フリークライミングインストラクター協会、山と溪谷社、ROOF ROCK
協力:ダイホールド、フロンティアスピリッツ、山岳医療サポート事務所
後援:川上村
参加方法:競技に参加される場合は、本ページを下部までご一読ください。それ以外の場合、お申込みは不要です。
※11月3日は予備日であり、実際のイベントは2日間で実施します。11月1日の天気が悪い場合、1日延期して11月2日~11月3日の日程で行う場合があります。11月2日に悪天が予想される場合などは、中止となります。




コミュニティとともに
ペツルは2000年代はじめから、世界各地で「RocTrip」という岩場の開拓を中心としたイベントを行ってきました。
「RocTrip」において大切にされてきたのは、岩場を整備することでクライミングの場を提供することだけではなく、様々なクライマーが集まるコミュニケーションの場を提供することにありました。
私たちがペツルジャパンとして新たなスタートを切るにあたり、ペツルのスピリットを体現したイベントとして発案されたのが「ロックマラソン」です。
日本のクライミングの歴史が詰まった小川山の良さを改めて体感するとともに、この地を愛するクライマーが活躍できるイベントになれば幸いです。
この機会に、小川山のフィールドの素晴らしさを再体験してください。
最新情報
- 8/5 申込み専用サイトでの競技参加募集を開始しました
タイムテーブル

参加アスリート

ショーン・ヴィラヌエバ・オドリスコール
Sean Villanueva O’Driscoll
ベルギー出身のクライマーで、グリーンランドやマダガスカルなど、世界中のビッグウォールを登る。2021年には、フィッツロイ山群主稜線を単独で縦走。

安間 佐千
Sachi Amma
ワールドカップで二度の総合優勝を果たすなど、スポーツクライミングで活躍した後、現在は国内外でのハードルートの開拓や再登を行っている。

奥村 優
Yu Okumura
クライマーの両親のもと、幼少より人生を通して継続的に登る。これまでに9a+以上のルートを、国内外で複数本レッドポイントしている。

小武 芽生
Mei Kotake
コンペと岩場の両方でハイレベルな活躍を続ける、数少ない女性クライマー。ワールドカップとハードルートを登るためのトレーニングと遠征を繰り返す。
and more…
出展ブース
THE NORTH FACE
Patagonia
LA SPORTIVA
日本フリークライミング協会
ROOF ROCK
ROCK&SNOW
(山と溪谷社)
TOPOS
フリークライミング
インストラクター協会
競技について
趣旨
本イベントの目的は、競技を通してクライミングとフィールドを楽しむことにあります。競うだけではなく、参加者や同じフィールドで登るクライマーとの交流、その他のイベントなどを通して、グレードやリーチ、国籍などの垣根を超えたひとときの共創を目指します。
競技の概要
ボルダーまたはリード、どちらかの競技に2人一組でエントリーしていただきます。競技では、エリアと課題それぞれにポイントを設定します。ポイントは、ルートの完登(レッドポイント、以下「RP」)とエリアへのチェックイン(ひとつのエリアに行き、少なくともひとつの課題を完登すること)により、集めることができます。競技時間は1日6時間とし、2日間(合計12時間)の中で、最も多くのポイントを獲得したチームを表彰します。登った課題については、当日配布される課題リストに参加者自らが記録し、一日の競技終了時に、正直ベースで申告していただきます。どのエリアでどの課題を登るか、戦略は無限大です。
競技カテゴリーと募集人数
直近5年以内の最高完登(リードでは、RP)グレードを基準に、3つのカテゴリーを設定し、合計100名の参加者を募集します。性別に関係なく参加できます。
※別途募集するローカルクライマー(川上村在住者)および医療ボランティア(野外災害救急法の資格を有する方)枠(約20名)により、カテゴリーによっては、参加者数が増加する場合があります。
ボルダー:
Discover:最高完登グレードが 4級 以下の方(20名)
Advanced:最高完登グレードが 初段 以下の方(20名)
Performance:最高完登グレードが 二段 以上の方(10名)
リード:
Discover:最高RPグレードが 5.10d 以下の方(20名)
Advanced:最高RPグレードが 5.11a 以上かつ 5.12b 以下の方(20名)
Performance:最高RPグレードが 5.12c 以上の方(10名)
※申込者の登攀能力とカテゴリーとの不一致が明らかな場合、別のカテゴリーへの移動を勧めるか、ご参加自体をお断りする場合がございます。
対象課題とポイント
対象課題:
マルチピッチルートや危険度が高いとみなされる一部の課題(例:ハイボールや「PD」「R」「X」などが表記されているルート)を除き、以下のトポに掲載されている小川山および廻り目平周辺のほとんどの課題が対象となります。
・『小川山ボルダリングエリアガイド』2024年ダイホールド発行
・『小川山クライミングガイド』上・中・下 2022年フロンティアスピリッツ発行
ポイント:
エリアポイントは廻り目平キャンプ場から遠いほど、課題ポイントは難しいほど、高くなります。リード競技においては、グレード以外にルートの長さ、性質(スポート、トラッドなど)、おすすめ度(トポに表記された☆の数)などによっても変化します。
これらの情報は、大会一ヵ月前までに参加者に共有されます。
表彰
各カテゴリーで好成績を残したチームに、敬意を込めて特別な賞品をお贈りします。アスリートも競技に参加しますが、表彰の対象にはなりません。
参加資格
・18才以上であること
・自然環境において活動することの危険について理解し、それに対して自己のスキルと責任で対応する意識を持っていること
・参加競技に応じたクライミング技術および用具(申込み専用サイト内にある規約に必携装備を定めています)を有しており、また十分な安全知識を有していること
・競技中のリスク評価および判断を主体的に行え、パートナーと十分な意思疎通ができること
・競技参加者だけでなく、登山者や他のクライマーと協調しながら、競技を行うことができること
・中止などの主催者判断および安全上の指示に従えること
・期間中有効なクライミング対応の保険に加入していること
※その他詳細については、申込み専用サイト内の規約をご参照ください
参加費
ひとり 3,300円(税込)
※参加費に含まれるもの:競技への参加、参加賞
※参加費に含まれないもの:駐車場料金、宿泊費、現地までの移動手段および交通費、申込み専用サイトのシステム利用料および手数料
参加方法
競技に参加される場合は、以下より専用サイトにてお申込みください。それ以外の場合、お申込みは不要です。
本大会は【二人一組】での競技となります。お申し込みは、代表者の方がパートナー分と合わせて2枚のチケットをお申し込みください。お申し込みの際には、パートナーの情報(氏名、生年月日、住所、グレードなど)およびチーム名をご記入いただきます。
後援・協力
川上村
daihold
フロンティアスピリッツ
山岳医療サポート事務所