あご紐『デュアル』は、作業環境で想定される危害要因に応じて、あご紐の強度を変えることができます。
警告
- • この技術情報を参照する前に、関連する製品の取扱説明書をよく読んでください。ここにある補足情報を理解するには、まず取扱説明書に掲載されている情報を読み、理解する必要があります
- • ここで紹介する技術を身に付けるためには適切なトレーニングが必要です。ここで紹介する技術を実践する前に必ず、1人で安全に行う能力があることを上級者に確認してください
- • ユーザーの活動に関連した技術例も紹介しています。ここに紹介されていない方法もあります
ヘルメットを使用する際のリスク分析に基づいて、あご紐の強度をセットしてください。
墜落時にヘルメットが外れるリスク: あご紐の強度を 50 kg 以上に設定 |
ヘルメットが引っかかった場合に頸部が締め付けられるリスク: あご紐の強度を 25 kg 未満に設定 |
• 注意: 工場出荷時のヘルメットのあご紐の強度は 50 kg 以上に設定されています
また、あご紐の強度設定を変えることで、適合するヘルメットの規格も変わります。
ヨーロッパ規格 EN 12492: 2012 高所作業での使用において、EN 12492 では、あご紐に 50 kg 以上の強度が求められています。 |
ヨーロッパ規格 EN 397: 2012 地上作業での使用において、EN 397 では、あご紐に 25 kg 未満の強度が求められています。 |
• どちらの規格に適合しているかは、取扱説明書でご確認ください